木下昌明の映画の部屋 第263回 片渕須直監督 この世界の さらにいくつもの 片隅に
第1幕(対立) ①日常主人公の日常、抱えている「問題」 ②事件事件の発生、日常から引き離される ③決意新たな状況へ飛び込んでいく決意 第2幕(葛藤) ④苦境新たな状況での様々な苦境 ⑤助け苦境に陥った主人公に助けが現れる ⑥成長・工夫助けを得 奥へと向かっていく立体的な表現 「この世界の片隅に」は基本的には平たんな、水彩画のような表現が続いていく。 しかしその中で、立体的に奥へと向かっていく描写が2つあった。 共通点は「どちらも現実に起こらなかったこと」という部分だ。 この